4 1月

「Our Bloody Valentine」セッション概要

バレンタインを1週間後に控えたハイスクール。
友人たちとバレンタインに向けての計画や他愛もないお喋りといつも通りの日常を送っていた。

しかし、友人たちの些細な諍いを境に、少しずつその日常は歪みを生じ始め―――バレンタイン当日を迎えることになる。

 『親愛なるあなたへ―――From your Valentine.(あなたを想っている、私より)』

クトゥルフ神話TRPGシナリオ
Our Bloody Valentine

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人数:3~4人
時間:シナリオ記載 音声8-10h、テキスト15-18h
舞台:現代アメリカ・ボストン 時期はバレンタインの一週間前、2/7
探索者:下記作成情報に沿うのであれば、新規継続は問わない。(留学生も可)
注記:おまけ情報を下記に記載。雰囲気的な要素です

技能:戦闘技能(回避、投擲)、図書館、オカルト、精神分析
(有ると有利に進められるという程度で無くても積むことはない)

■探索者作成について
EDU上限【11or12】、技能値は上限80。探索者はハイスクールの12年生(17-18歳)となる。
留学生等母国語が英語でない探索者は<ほかの言語:英語>技能が最低25%必要。

探索者は「ボストン・クロスロード・ハイスクール(Boston Crossroad High School)」に通う学生だ。
ハイスクールは、アメリカ・マサチューセッツ州ボストンのダウンタウン地区に存在する共学の公立高校である。
大きな図書室があるのが特徴で、アーカムにあるミスカトニック大学の姉妹校でもある。
贈答品として何やら怪しげな物が送られてくることもしばしばあるため、学生たちの間では怪談めいた噂話が絶えない。
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友人NPC

■アメリア・ホワイト (18歳/女)
学年でも人気のチアリーディング部の女の子。小説のような恋がしてみたいなどと恋に恋するお年頃。
金髪碧眼、スタイルが良く明るくさっぱりとした性格という典型的なアメリカンガール。

■ジュリアン・マーフィー(18歳/男)
蜂蜜色の金髪に青い瞳のハンサムなアメフト部の少年。悪い奴ではないがカッとなりやすく喧嘩もしばしば。
アメリアに好意を寄せているが全く相手にされていない。それでもめげない。

■ソフィア・モーリス (18歳/女)
黒髪に暗い化粧の白い肌と黒い装いの女の子。いわゆるゴスに所属する。
マイペースでのんびりした上品な口調で、オカルトに関心が深い。
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■おまけ スクールカーストについて

学校空間において生徒の間に自然発生する人気の度合いを表す序列を、カースト制度のような身分制度になぞらえた表現である。
友人NPCはそれぞれ【ジョック(ジュリアン)、クイーンビー(アメリア)、ゴス(ソフィア)】……となっているが、
アメリアやジュリアンは特に気にせず、気の合う者とは誰とでも仲良くするような社交的な人物だ。
以下はカーストの例。

ジョック
多くの場合においてスクールカーストの頂点となる体育会系の男子。
彼らは学業成績が多少優秀でなくとも優等生的な存在であり学内では絶大な人気を集め、大きな権力も持っている。
主な外見特徴として長身で筋肉質、スポーツ万能でハンサムといった要素があげられる。

クイーンビー
女子の最高峰となる存在。
溢れる美貌とカリスマを有しており、主にチアリーダーの最上位の者や演劇部の主演女優となる者がそれにあげられる。

プレップス
ギーグよりはカーストが上位で文化系の上位である存在。
資産家だったり政治家だったりと家が裕福である層がここに当たる。金と権力は強いのである。

ゴス
ナードに位置するカースト。ゴシック系趣味でゴシックな服装を好む人達のこと。

他【サイドキックス(取り巻き)メッセンジャー(パシリ)ナード(ジョックの対極/知識系)ギーク(オタク)ブレイン(ガリ勉)バッドボーイ・バッドガール(不良)フローター(不思議ちゃん)などなど。様々なカーストが存在する。
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■おまけ アメリカでのバレンタインについて

どちらかというと男性から女性に贈り物をしたりと男女関係なく愛を表現する日。
特に花は重要な贈り物となる。2/14の前には一定期間学校で花やチョコレートの予約販売を行っている。
愛を伝えるというのはアメリカでも同じで、相思相愛以外にも当てはまるため、恋人の有無を問わず一大イベントだ。

ただし慕う気持ちを伝える場合、アメリカでは基本的に自分の名前を伏せて行う。
署名のないカードや花をこっそり渡し、一体誰からなのかとドキドキさせるパターンが多い。

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