1 12月

inSANeブラック・ウィドワーズの優雅なる推理劇 セッション概要

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マルチジャンルホラー inSANe
『ブラック・ウィドワーズの優雅なる推理劇』
 いと作
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■シナリオスペック
セッティング :可変(基本ルールブック、デッドループ使用)
シナリオタイプ:特殊型
プレイヤー人数:3-4名
リミット :2サイクル
特記   :男性PC限定

PCたちは、自分たちの他に『給仕』『もう一人のメンバー』が会合に来ることを知っている。
演出上「好みの酒と量/好む料理/苦手な食材」などいずれかの情報を設定してもらう。

このシナリオでは、シーン表を使用しないかわりに『シーンハンドアウト』が存在する。
シーンハンドアウトの秘密の中に、別のハンドアウトが隠されている事もある。

テストでの所要時間 4h~(テキスト予想)
※PC番号をお選びいただいたあとに、個別に裏のHOをお送りする予定
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■トレーラー
月に一度の秘密の会合。
旨い料理に、少しの謎を添えて召し上がれ。

さあ同志たちよ、席につき給え。グラスをスプーンで打ち鳴らそう。

「君は何をもって自身の存在を正当とする?」

今宵もまた、推理劇を味わおうではないか。

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■舞台
レストラン・マイラント―――ここでは月に一度、秘密の会合が行われる。
『ブラック・ウィドワーズ(黒後家蜘蛛の会)』。
女人禁制のこの会は、その月のホストがゲストを招き、『話』を語ってもらう。
そして、給仕の提供する料理と酒を楽しむのだ。

もちろん、この会合で起こったこと・話した内容は外へ一歩出れば、他言してはいけない。
それがこの『ブラック・ウィドワーズ』のルールだ。

レストランには、カクテルルーム、会合専用の部屋にテーブル席、喫煙ルームがある。

【黒後家蜘蛛の会】
原文ではthe Black Widowers。
月に一度行なわれる、同名の団体の例会を描いた短編小説シリーズ。
※PCPLともにこの小説を読んでいる必要はない

メンバーが交代でホストとなり、ゲストを1名招いて会食をする。
よもやま話から話題が謎めいてくるとメンバーが各々の知識から議論をし、袋小路に陥った時には給仕の男の言葉が真相にたどり着く…というもの。
水の入ったグラスをスプーンで打ち鳴らし、ゲストに「あなたは何をもって自身の存在を正当としますか?」と問いかけるのが始まりの合図である。
(”自分のこれまでの功績をもって”。”人類文明が存続するための努力をしていること”など、自分の存在証明だと思う事を答える)

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■PCハンドアウト

<PC1>
あなたは『ブラック・ウィドワーズ』のメンバーで、今夜のホストだ。
ゲストを招いたのもあなたである。
今夜の議論を秩序をもって進行するのはあなたの役割であり、【使命】である。
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<PC2>
あなたは『ブラック・ウィドワーズ』のメンバーだ。
何につけ『謎』を追求するのはいつもあなたの役割であり、自分に課した【使命】でもある。
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<PC3>
あなたは『ブラック・ウィドワーズ』のメンバーだ。
『謎』を楽しみながら食事を楽しむのが毎月の楽しみであり、あなたの【使命】なのだ。
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<PC4>
あなたはPC1に招かれた今夜のゲストだ。
この会には所属しておらず、今回が初参加のこの会食を楽しむのがあなたの今日の【使命】だ。

※このハンドアウトは、プレイヤーが3名のとき、NPCとして登場する。
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